冥王星
ついに、冥王星は惑星ではなくDwarf Planetである、という結論が出されたそうです。なんだか寂しいですなぁ。いったいどういった根拠でそんな事になったのか調べてみたら、今回提示された惑星及びDwarf Planetの定義を見付けました。この定義をもって冥王星は惑星ではないとされたようです。その内容は以下のようなものでした。
惑星:
1.太陽の周りを公転している。
2.重力平衡状態により球体である。
3.軌道上で他の天体をまき散らし目立つ天体である。
Dwarf Planet:
1.太陽の周りを公転している。
2.重力平衡状態により球体である。
3.軌道上で他の天体をまき散らさない天体である。
(以上クニオルによる意訳)
何をもって〔目立つ〕〔支配的〕とするか釈然としないものを感じますけれども、まあ確かに冥王星は惑星とは言い難い気がします。先日、惑星として認定されそうだったセレス、カロン、2003UB313もこのDwarf Planetに分類されることになりそうです。
今回、こういう分類がなされたのは、今後も2003UB313のように冥王星より大きい天体が続々と発見される可能性が高いからなのでしょう。2003UB313、クワオアーや冥王星と冥王星の衛星カロン、海王星の衛星トリトンが生まれたとされるエッジワース・カイパーベルトはまだまだ謎が多く、今現在も直径数百km以上で球体の天体が発見され続けています。
さらに、エッジワース・カイパーベルトよりも遠くにあるオールトの雲にも、セドナを代表とする直径数百km以上で球体の天体が無数に存在していると予想されています。そんなこんなで、冥王星を惑星としてしまうと収集がつかなくなってしまうんだと思います。
じゃあ水星はどうなのか?と疑問に思うんですが、水星は冥王星より2倍の直径がありますし、質量に至っては30倍くらいあります。直径では太陽系最大の衛星ガニメデに負けますが、質量は勝っていますし、軌道上に水星に匹敵するような天体は存在しないので、惑星なんでしょうきっと。
太陽の光すら届かない遠い場所で太陽の周りを回っている天体達に思いを馳せると、とても不思議な気持ちになります。もしかすると、星系から星系へと果てしない旅をしている星もあるのかも知れませんね。