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北海道・松前町へ映画の撮影に行っている友人から,「雪がほとんどない」との携帯メールが2月13日に届きました。「足かけ20年に亙って毎年1〜2月にかけて撮影しているが,こんな経験は初めてだ」といいます。その翌々日の15日には,八甲田山系でスキー客たちが猛吹雪のなか雪崩に遭うという惨事が起こりましたが,基本的には記録的な暖冬であることにまちがいはありません。地球規模で見ても熱波や豪雨、巨大台風,氷河の後退等々がいたるところで観測されており,2006年12月,2007年1月と2ヵ月連続で,世界的に過去最高の気温となりました。
温暖化ガス排出をはじめとする人類の“文明活動”が,深刻な気象大変動を起こしているのでしょう。
気になるのは,暖冬だけではありません。たとえばこの数年,過去にはほとんど経験しなかった竜巻が各地で頻発しています。2006年は,死者3名,負傷者143名を出した延岡市緑ヶ丘の海岸における,過去最大級といわれる竜巻をはじめ,災害をもたらした竜巻は14件にのぼっています(気象庁のサイトより)。また,小生が住んでいる東京N市でも昨秋,1時間に87ミリというこれまでに経験したことのない猛烈な豪雨に見舞われ,改修した河川も一部氾濫しました。
東京では,気象庁の定義する「冬季」(12〜2月)にはとうとう雪が降りませんでした。暖かな冬は,少なくとも個人的な日常生活のレベルではたすかりますが,人々の暮らしや生活に大きな影響を及ぼしました。季節が春から夏へと移り変わってゆくにつれ,自然から激烈なしっぺ返しをされるのではないかと,小生は戦々恐々としています。
(龍門 歩)
2004年12月31日,書斎から撮った雪景色。

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