郵便番号って……?
〈乱気流No.19/06年03月号〉


 E-mailのおかげで,小生は手紙や葉書を書くことはほとんどなくなりました。字が下手で,ポストに投函しにゆくのがめんどうだと思う小生としては,とてもありがたいことです。が,年賀葉書にかぎっては,E-mailをやっていない,あるいは年賀メールを送ったりしても葉書をくださる知人・友人には,やはり葉書を出します。最近いただく葉書は,ほとんど葉書出力用のソフトで7桁の郵便番号が所定の位置に印字されています。手書きの場合も,もちろん記入されています。几帳面で,決まりごとをよく守る日本人の気質がよく表われていると思います。もっとも、小生はずいぶん昔に導入したラベル出力をそのまま使っています。申し訳ないけれど、それでも配達に支障や遅れは出ていないようです。
 ところで,ダイレクトメールなどもラベル出力や,郵便番号が所定の位置に印刷されていないどころか,封筒の中に見えないほど小さく印字されているにすぎないものが多く見られます。このような場合,郵便物は手作業で仕分けしなければなりません。ただ,大量発送の郵便物は,各企業がバーコードを作成し,郵便局ではバーコードリーダーで区分するそうです。
 そこで,郵便物のうち,郵便番号がどの程度の割合で活用されているのか郵政公社に問い合わせたところ,統計を取っていないのでまったくわからないという回答でした。これでは、郵便番号の有用性が検証されていないことになります。とすると、個人の郵便物が減少しているなかで、郵便番号は、番号・住所検索ソフト制作販売会社と、郵便事業参入を視野に入れて、送り状に郵便番号を書かせる某宅配業者のためにだけにあるような気がしないでもありません。そして真面目な個人だけが、黙々と無駄な時間と労力を使わされているという、かなり空しい構図が頭に浮かんできます。


郵便番号が、区分機で読み取れない郵便物

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